Story of スタンスを明確に
結局この人どの立場で話してるんだろうって思うことがあります。
自分の立場=スタンス
いろいろなご相談を受けますが、まず大切なのは自分の立ち位置を明確にすることだと思っています。
時々、この人は誰のために何の目的で相談に乗ったり、アドバイスしているのだろう?と思うことがあります。
丁度今、そんなような案件があり・・・この人、依頼人のためになっているの?と。
スタンスを明確にできない人って信用できないと思うんです。
特に弁護士の仕事っぷりを見ているとこれがいかに大切か分かる気がします。
仕事の性質上、弁護士は依頼人のためにしか動きません。
あくまで依頼人の利益のために、相手と交渉したり裁判をしたりします。
相手と結託するなんてことは、絶対にありえませんし、弁護士資格はく奪もあり得ますから。
そんなの当たり前じゃん、とも思えますけど、世の中必ずしもそうではないと思います。
例えば、洋服屋の店員さん。
店員さんはお店のため(結果として自分のため)に、服を売らなくてはなりませんよね。
似合わない服を似合うと言ってみたり、サイズ合ってないものを合ってると言ってみたり。
お客さんのために服を案内しているとは思えない人もちらほら。
以前、2色展開のある服で、欲しくない色の方しか丁度合うサイズが無くて、最初は『Lサイズでは大きいですね』と言っていたのに、買いたい方の色にはMサイズがないことが分かった途端に、『Lサイズでも似合ってます』と前言撤回されたときは、あーこの人は売りたいだけだなぁと感じたものです。
もちろん、真面目にお客さんのために仕事している人もいるのであくまで例です。
そもそも、試着とかで話しかけられるの苦手なタイプなんでそっとしておいてもらえると嬉しいです(笑)
少なくともその方のファンになることはありませんし、リピートはしません。
もうその店行かないので。
どんな仕事でもこの点は同じだと思います。
お客さんにNOと言わないのが営業だと思っているなら大間違いです。
知識がある人間ほど、NOを突き付ける勇気を持たなくてはなりません。
儲けることが悪いわけではない
経済的利益を追い求めることも絶対に必要です。
そこは綺麗事で済ませる気は一切ありません。
経済的に余裕がない人間は、本当にいい仕事はできないというのが持論ですから。
必要な相手に必要な仕事をして稼ぐのは正しいことだと思います。
なので、必要のない人に偽って必要のない仕事をして稼ぐのは悪だと。
いつも一緒に仕事をさせていただいている仲間たちは、自分の立場を明確にしてくれて、利益ばかりを追い求めず場合によってはNOをしてくれます。
なんとなく信用できない人を見て、自分自身はこれからもスタンスを明確に、お客様のために仕事ができる立場でありたいと思う今日この頃でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!!