Story of 持続化給付金を必要な人に
耐えるためには夢や目標が必要
ゴールデンウィークもあっという間に終わりました。
家にいることに慣れすぎて、この後社会復帰(?)できるか少し心配になってきました・・・
さて、コロナの影響は飲食業界、イベント業界、エンタメ業界など多人数が集まる事業に多くの影響を与えています。
私もいろいろ支援したいと思いつつも、案外支援をする方法も思いつかないものです。
映画館好きとしては、映画館の支援なんかをしたいのですが、大手のシネコンは特に支援方法がわからず、ミニシアターについては俳優の斎藤工や有名な監督なんかが支援基金を立ち上げ、瞬く間に支援金が集まったそうです。
ミニシアターの支援はもう十分なんだそうです(笑)
何かいい支援方法があったら情報ください。
そしてコロナの影響は当事務所にも。
当事務所の業務には、不動産の取引業務もあるのですが、不動産が動かなくなってきています。
そもそも昨今の不動産価格の高騰は異常とも言えたので、これで適正価格に下がるとも言われていますが、実際はどうなることやら。
新築やリフォームの際に必要なトイレの多くが中国産らしく、トイレ輸入がストップして不動産自体が完成しないそうです。
トイレがない家を売るわけにもいかないわけで、困ったものです。
というわけで私も持続化給付金の申請してみました。
難しいことはありません。
ちゃんと日本語を読むということができれば誰だってできるはずです。
他の補助金、助成金に比べると格段に必要書類が少なく、完ぺきではないけれど単純化できていると思います。
どうしたらいいのって方のため、私が行った手順と気にすべきことを残しておきます。
【受給条件】
Ⅰ 昨年以前より事業を行っていること
Ⅱ 昨年の同じ月と比べて今年の同じ月の売上が半減以下になっていること
(創業間もない場合、法人なりした場合などその他、上記に当てはまらなくても特例はいくつかあります。詳しくは下記から)
https://www.jizokuka-kyufu.jp/subject/
【個人事業主 必要書類】
Ⅰ 昨年(2019年・平成31年&令和1年度)の確定申告書
Ⅱ 入金をしたい通帳
Ⅲ 売り上げが半減以下になった月の売上台帳(エクセル作成、手書き作成可)
Ⅳ 身分証明書の写し
【法人事業 必要書類】
Ⅰ 昨年度(2019年・平成31年&令和1年度)の確定申告書
Ⅱ 入金をしたい通帳(代表者個人の通帳もOK)
Ⅲ 売上が半減以下になった月の売上台帳(エクセル作成、手書き作成可)
【給付額 計算式】
A = 昨年1年間の売上
B = 昨年の同じ月と比べて売上が半減以下になっている月の売上
A -(B×12ヶ月)= 給付金(上限は法人200万円、個人100万円)
(例)
昨年1年の売上 = 1000万円
今月の売上 = 40万円
1000万円 - (40万円×12ヵ月) = 520万円
上記金額が200万円より多いので、給付金は上限200万円
実際に行った手順
①持続化給付金の特設HPを熟読
↓
②売り上げの確認(帳簿作成)
↓
③必要書類の確認
↓
④必要書類のPDF化
↓
⑤申請
こんな感じです。
当たり前ですが、現時点で持続化給付金の対象となっているかの確認が先です。
政府は予算は十分にあるとしていますし、焦ることはないと思います。
申請は来年の1月15日までです。
それまでに申請すればOKなので、焦る必要はないですが、もし予算が無くなるなんてことがあったら大変なので、申請できる方はお早めにすることをおススメしておきます。
申請から2週間ほどで(不備がなければ)入金とのことで、割と即効性もあるかと。
以下、具体的に
①持続化給付金の特設HPを熟読
https://www.jizokuka-kyufu.jp/
制度内容、対象者要件はよく読みましょう。
去年中に事業を始めていれば、まだ一年経っていなくても対象になる可能性は十分あります。
むしろそういう方にこそ給付してしかるべきだと思います。
ということで、可能性があれば次のステップへ。
②売り上げの確認(帳簿作成)
会社経営の方はもちろん、個人事業主でもちゃんと青色申告している方は、昨年度の月の売上はわかっている方がほとんどかと思います。
前年比で50%減が条件なので、まずは今年に入って50%減している月があるか確認です。
尚、昨年の月の売上がわからない場合は、年間売り上げから12ヶ月で割ることも可らしいので、難しく考えすぎず。
売上の整理のためには、帳簿を付けましょう。
そもそも普段からつけていた方がいいと思いますけど・・・
経理ソフトを使っている方はすぐに出力できると思います。
Excelでの作成もOKです。但し、提出の際にPDFにする必要があります。
これもそんなに難しいこと考えず、要は月の売上がわかればいいんです。
③必要書類の確認
法人か個人事業主で多少異なりますが、そんなに必要なものも多くありません。
創業間もない場合は、追加で登記簿が必要な場合があったり特殊な事情がある場合は若干追加書類が出ます。
④必要書類のPDF・JPG化
全ての書類は、PDF、JPG、PNGでの提出が必須です。
ファイルの種類には十分ご注意を。
自宅にプリンターが無くても、コンビニでPDF化も簡単にできるので、USB片手にコンビニ行けば身分証明書のPDFも作れます。
そもそもJPGがOKなので、スマホで写真撮ればいいんです。
一点注意点として、通帳や身分証明書のPDF、JPG化には細かいルールがありますので、しっかり確認してください。
⑤申請
まずは、特設ページでアカウントの登録をします。
メールアドレスがわかってさえいればOKです。
アカウント登録後、申請書の作成に入ります。
あとは申請書に記入するだけです。内容は一般的かつ簡単です。
PCがあればすぐにできます。
一点面倒だなぁと思ったのは職業分類。
なんとなくわかるとは思いますが、わからない場合は下記から探してください。
(ちなみに私は司法書士がなかなか見つけれらず大変でした。)
https://www.soumu.go.jp/toukei_toukatsu/index/seido/sangyo/02toukatsu01_03000023.html
これ一体何の意味があるんでしょうか。
よくわかりません。
それ以外は全然難しいところもないので、サクッと記入していきましょう。
以上で申請終了です。
順調にいけば2週間後には指定した口座に入るとのことです。
(先日の安倍首相の会見で、支給開始を8月から順次っておっしゃっていたのでびっくりしましたが、その後訂正されてました。)
尚、添付書類の間違えや申請内容の間違えがあっても現時点では修正できません。
なぜか一発勝負です。
どうも特設ページの作成が完全じゃないそうで、順次修正する機能が追加される可能性はあるみたいです。
まぁでも、もし間違えがあっても大丈夫です。
受給は少し遅れるかもしれませんが、受給できなくなることはまずないと思います。
以上で、持続化給付金の手順と詳細でした。
売上50%減の方、多分時間あると思います。
自分でやってみましょう。
それでもだめなら信頼できる人を頼りましょう。
厳しいようですが、経営者なら特殊な事情がない限り自分でできて当然のレベルの申請だと思います。
そこに時間を費やすぐらいなら、新商品の開発や次の戦略のための準備にこそ時間を費やしたい!!というピンチをチャンスにという人以外は自分でやりましょう。
これぐらいできないと、きっとこの先いろいろ損します。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!!